診療室は明るく、半個室です。スペースをゆったりと確保しておりますので、ベビーカーや車いすのままお越しいただけます。 圧迫感がなく昼はとても明るく、患者様からも好評をいただいております。
完全個室診療室は予防専用ルームとしてお使いいただいております。
個室ですので他の方の目線を気にせずくつろぎながら診療をお受けいただけます。
待合室はゆったりとお待ち頂ける大きなソファーをご用意。 クッションや天井の和紙のペンダントライト、桜の壁紙など随所に和のテイストを盛り込んだ医院です。昼は明るく、夜は暖かい雰囲気の院内です。
従来のレントゲンと違い、立体的に見れるようになるため、
親知らずの根の先と顎の神経との詳細な位置関係や歯周病の骨破壊の診断、上顎洞炎や根先病変の診断、根破折の発見などが確実になります。
最近何かと話題のインプラント治療にも安全かつ確実な結果の為には必須になりつつあります。
藤田歯科のある宝塚市ではまだ数件しか設置されていません。
CTが普及してきた一因としてインプラント治療の発展があります。僕が歯科医師になった16年前は「インプラント」って言葉はほとんどの方が知らない時代でした。 治療もまずインプラントって何かを説明するところから始まっていましたが、最近は、はじめからインプラントを希望されて来院される方も多くなりました。
しかも当時はCTなんて大きな病院にしかなく、撮影費用も高かったため、よほどの難症例でないかぎり従来のレントゲン写真のみでインプラント治療を行っていました。
もちろん、そのおかげでレントゲン写真だけでなく歯型模型や十分な触診で骨の立体的な形をイメージするトレーニングさせていただき、
最近までCTなくとも問題なくインプラント治療を行い、良好な成績をおさめることができているのも事実です。
しかし、CT導入して撮影すると、本当に「一見に如かず」で、触診や模型に加えて3D画像で見る事により、より安全に確実にインプラントの治療計画が立てる事ができます。
当院に導入したCT撮影装置は、
日本で一番大きな歯科メーカーのモリタが作った最新最先端のベラビューエポックス3Dfです。
宝塚市ではCT導入医院は藤田歯科を含めて5軒ほどしかありません。 うちのような小さな医院には十分すぎる装備ですが、実際導入すると口コミで広がったのか、導入して数週間ですが予想を超えた数の患者様を撮影させていただきました。 さて、インプラントの準備についてです。インプラントとは骨にチタン製の直径3~5mm、長さ8~15mmくらいのスクリューを埋め込みます。 そのためには準備として、骨の厚みや形、上顎洞や顎の神経の状態を十分に診査する必要があります。CTで撮影した画像はこちらす。
骨の厚みや神経(紫色)との
位置関係も分かります。
立体的なイメージが容易になりますね。
インプラントはあくまでも治療手段の一つです。しないという選択肢もあります。
本数も多ければ良いというものでもありません。
将来清掃しやすい設計が良いと考えております。
もちろんセカンドオピニオンもさせていただきます。近隣の医院様からの撮影依頼も承ります。ぜひご相談ください。
親知らずのトラブルで歯医者さんへ行ったら
「根の先が神経に近いから抜歯すると神経を傷つけるかも」
と言われて抜くことを悩んだ方も多いと思います。
従来のレントゲンでは2次元でしか撮影できないため、根の先と神経の位置関係が分かりにくい場合が多いです。
近いのは分かるけど立体的な位置関係はわからないですし、神経自体がはっきり写ってなかったりもします。
今回CT導入にあたって一番使用頻度が高くなるのが親知らずの撮影だと思います。
健康保険も適用されます。
ちょっと費用の負担はありますが、埋まっている親知らずの抜歯による神経マヒのリスクを、より確実に診断でき、
より安全な抜歯の準備ができるという面では、親知らず抜歯の多い藤田歯科では待ちに待ったCT導入でした。
藤田歯科でもよく親知らずを抜歯します、腫れにくい抜き方をするので抜歯で紹介していただくことも多いです。
大きい病院の口腔外科となると平日昼しか診察していませんから、お仕事している方は休めないことも多いですよね。
「こちらでなんとか抜いてもらえませんか」とお願いされることも多いですが、
CTにより明らかに歯根と神経がくっついている画像を見ていただりすると、リスクをはっきりと理解していただけるようです。
藤田歯科ではCTを撮影し、本当に神経に近いもしくは接している方のみ病院へ紹介させていただきます。
その場合はデータをDVDに入れてお渡ししますので再撮影の必要はありません。
神経との距離がある程度ある場合は、患者様が紹介を希望されない限り、藤田歯科で抜歯いたします。
実際のレントゲン写真とCT画像を見てみましょう。
レントゲン撮影では明らかに
神経と歯根が重なって見えます。
今までではこの時点で病院口腔外科へ紹介でした。
でもCTを撮影すると、左下の画像みると
距離があるのがわかりますよね。
この方は、CT導入前に一度は紹介しようとしたのですが、仕事を休むことができず、消毒を繰り返してずっと様子をみていました。 今回距離がリスクが低いことがわかり当院で抜歯いたしました。 仕事休む必要がなかったため、非常に喜んでいただきました。
次のケースです。右下の親知らずがレントゲンでは神経と重なって写っています。
CTを撮影すると(紫に塗ってあるのが神経です)先ほどのケースとは違い完全に接しているのがわかりますよね。
非常にわかりやすく、リスクを納得していただきました。
このデータをDVDにコピーしてお渡しして、病院口腔外科へ紹介させていただきました。
もうひとつです。
これくらいなら今までは普通に自分で抜歯することが多かったのですが、CT撮影してみるとやっぱり接しています。
これも病院口腔外科へ紹介させていただきました。勤務医時代はかなりの数を抜歯しました。 もちろんCTのない時代です。しかし抜歯後に神経症状が出たケースは1例だけです。 その方も1週間ほどで症状消失しました。しかしこうやってみてみると今までがラッキーだったのかもしれません。
埋まっている親知らずに関してのCT撮影は保険が適用されます。CT撮影に3割負担の方で約3500円の費用負担が生じます。 しかし、いろんなリスクを考えたとき、僕なら抜歯前にCT撮影してほしい、 そう思うので、開業当初からの目標のCT導入ができたことをうれしく思います。
お待たせすることのない、デジタルシステムを採用しております。 被曝線量が従来の設備より少ないのでからだに安心です。 また、レントゲン室も緊張を少しでも軽減するために廊下と同様木の暖かさを感じる床にしております。
高温高圧の蒸気により滅菌処理する装置です。細菌や微生物を死滅させます。 また、オートクレーブを用いて手間を惜しまず、基本器具はもちろん根の治療器具のような小さなものまで、徹底した滅菌処理を行っております。
約25~30°Cの常温・常圧で殺菌を行うため、オートクレーブを使用できない器具器材に使用できます。 今まで熱に弱くて殺菌できなかったいろいろな器具が殺菌できるようになりました。 主に、手術時など高度な技術を要する治療も可能な個室診療室です。 ドアを閉めると外部の音は 遮断され、リラックスして診療に臨んでいただけます。
ハンドピース(歯を削る器具)専用の滅菌器です。 iClave miniはヨーロッパ基準の滅菌を高速で達成できることで患者様毎の滅菌が可能となり、より安心して治療を受けていただけます。
麻酔薬を保温器で体温と同じ温度にすることにより麻酔薬注入時の痛みを限りなく取り除きます。 麻酔前にはゼリー状の表面麻酔を使用し、注射針は極細(33G)を使用して麻酔時の痛みをさらに減らします。